第3夜 〜 薔薇色の『魔界転生(?)』 〜




…やぁ、『紅一点の部屋』へようこそ….。
ああ、その絵かい? ルノワールさ。
勿論、本物だよ…。値段は、まぁ、数億とだけ言っておこうか。
そろそろゴッホも欲しいと思っているのさ。
さぁ、続きは、寝室のシャガールでも見ながら…。
(知ってる名前を兎に角並べてみた/爆)




皆さん、もうご存知ですよね、私の趣味?
そう「昼寝」と、そして「読書」でございます。

そんな話とは、関係ありそうで、あまり無いのですが(笑)、
この間、ふと「今までで、一番繰り返し読んだ本は何だろう?」と思い、
今までの人生を走馬燈のように振り返って見たのです。
(イヤ、戦争が始まって、厭世観に浸ってるとか、
彼女にフラレて、人間不信になってるとかじゃないですぜ。。。
気まぐれです、気まぐれ)

「補助輪が取れたばかりの頃、自転車でドブに落ちた」、
「スーパーファミコンを買ってもらえなかった」、
「高校は男子校で、夏の体育の後は、教室が異臭に満ちていた」等々、
涙無くしては語れない思い出達を検索しつつ(泣)、
遂に辿り着いたのです。「一番繰り返し読んだ本」に!

ドストエフスキーの『罪と罰』!、、、と言うのは勿論ウソで、
それは、、、、、
『ウルトラマン大百科』!!

いや〜ボロボロになるまで読みました! 隅から隅まで(笑)。
ご存知ない方の為に説明いたしますと、
出版社の名前は忘れましたが、割と版型の小さい本で、
数百ページもある厚い(熱い?)本でした。
その出版社から「〜大百科」シリーズが出ていて、その一つだったと思います。
「ウルトラQ」から「ウルトラマン レオ」まで、
全話のストーリーを写真付きで紹介していて、
主題歌の歌詞から兵器の解説からオリジナルデザイン画から………
今考えても、物凄い出来のデータベースでした(感慨)。

中でも特筆すべきは「うらばなし」と題されたコラム。
「あの怪獣の着グルミは、この怪獣に流用されている」とか、
「このストーリーには、実はこんな裏話が・・」みたいな逸話が、
惜しげもなく披露されていたのです。
これのお陰で「プチ・ウルトラマン博士」状態。

「世界中の国の首都の名前を言える天才少年」とか、
「世界中の国旗を当てられる天才少女」とか昔TVに出てましたが、
んなモン、俺様だって、怪獣の名前全部言えるぞ! しかも解説付きで!
…と、憤っていた、小学校時代でした(笑)
この本を作った人には、ノーベル文学賞をあげたいですな。

当時、朝6:00(6:30だったか?)から放送していた再放送を見る為に、
早起きを親の仇の様に敵視している私が、毎日起きていたのです(自画自賛)。
TVも今の様に24時間放送ではなく、そのウルトラマンが放送開始でした。。
カラーバーから「TBS、東京放送、映像周波数〜KHz・・・」
と始まった時の興奮ったら、もう!
その時も、その大百科を、宛ら聖書の如く傍らに置き、
登場した怪獣についてオサライしたりなんかしちゃったりして。
学校の宿題だって、そんなに熱心にやった事ないのに(爆)

嗚呼、早起きさえ苦にならない、至福の一時……。
その傍らには、いつもあの本があった。。。。

な、なのに! 中3の時の引っ越しでなくしてしまったのです!(号泣)
ああああああ、カムバァァァァッッッック。。。。(慟哭)
……でも、もう泣かないよ、メーテル。。
あの本の中身は、全部この頭の中に入っているから。。
ありがとう、そして、さようなら。。

…そう言えば…
幼稚園の時のアルミのお弁当箱、ウルトラマン レオだったな。。
あれも何処へ行ってしまったのか。。。
…あ、昨日の弁当の中の、佃煮がのってたアルミ箔。
もしかしたら、あれがあのお弁当箱の生まれ変わった姿なのかも。
嗚呼、そうだとしたら…25年ぶりにまた会えたんだね…(感傷)

∴資源ゴミはリサイクルへ。
いやいや、そうじゃなくて(笑)、
大事なモノは、大事にしましょう(合掌)


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