第5夜 〜 薔薇色の『Gガンダム賛歌』 〜




やぁ、紅一点の部屋へようこそ。
秋深し 隣は何を する人ぞ。
って、人が休みの日に小学校の運動会は止めてくれ!!
ユックリ寝ていたいのに、歓声が〜フォークダンスの音楽がぁ〜。。
さあ、眠りの続きは隣の寝室で。。。ZZZZZZZZZ




さて、前回からのブランクの間も、
着々とオタク知り合いから、ビデオ横流しは続いているのでした。
「Zガンダム」「ZZガンダム」「Gガンダム」・・・。
タイトルを見てピンときたでしょうが、
前回の続編行ってみよう!(決してネタ切れではない)

その中から今回取り上げるのは、
ガンダムシリーズの問題作「Gガンダム」。

何故問題作なのか? 知ってる人は知ってるのですが、
知らない人の為に説明しますと・・

「ガンダム」と聞いたら、どんな印象を思い浮かべますか?
「現実的なストーリー設定」「リアルなメカニック」「悩む気弱な主人公」
「暗めの展開」「哲学臭い台詞」・・等でしょうか。

確かに「ガンダムシリーズ」と名の付く作品は、
おおよそこれらを踏襲しているのですが、
この「Gガンダム」は全く違うのです。

共通しているのは、未来の話で人々は宇宙コロニーに住んでいる、
機体が所謂「ガンダム」型、って2点だけ。
戦いは「ガンダムファイト」と呼ばれ、
「コロニー間の全面戦争を避ける為、各国が代表のガンダムを1機ずつ選出し、
地球で闘わせて、優勝した国が向こう4年間世界の覇権を握る」って設定。
つまり「競技」なのですな。
その為に、ガンダム同士が特大リングの上でドツキ合う。
そう、ドツキ合うのです!

主人公も今までの「ナイーブな感じ」とは大違いの「熱血格闘バカ一代」。
操縦方法も「主人公の動きに合わせて機体が動く」と言う闘将ダイモス型。
コックピットで、一人で蹴ったり殴ったりするのです。。

その各国のガンダムも、ボクサー型だったり、騎士型だったり。
人型ならまだマシな方で、
果ては蛇型・鳥型・釣鐘型(←が身体で、上にガンダムの顔が付いてる)。
一番スゴイのは、ちょっとしか映らないですが「蟹型」。
人型だけど手がハサミ状、とかではなく、
まんま蟹にガンダムの顔が付いてるだけ。。

・・・と、まぁ破天荒な設定・ストーリーで、
「リアル&シリアス」をガンダム物の必要条件とするなら、
これはもはや「ガンダムシリーズ」とは言えなくなってしまう訳です。
放送当時、賛否両論が渦巻いたモノでした。

・・・例えば「サザエさんシリーズ」なるものが仮に存在するとしたら、
その作品達は「サザエさん」のホノボノ路線を継承しているだろう、
と容易に想像出来ますね。
そして、そのシリーズの中に突然
「世紀末覇王伝・サザエの拳!」とか「サザエ13(サーティーン)」
って新番組が始まったとしたら。。
賛否両論ってのが、何となく分かって頂けるかと(かなり極端な例だけど)。

しかし!
私は再度見て、江頭、もとい目頭を熱くしたのでした。
特に、最大の敵を倒す為に、無実の兄に向かって泣きながら必殺技を放つシーン!
更に、決別した師匠との対決を制し、曉の海岸でその死を看取るシーン!
・・まぁ昔ながらのコテコテ展開っちゃ、そうなんですが。。
スーパーロボット物を見て育った世代としては、
「頭は悪いが、苦しみを熱い心で乗り越えていく主人公」
に心動かされる部分がある訳なのです。はい。

そして気付いたのでした。
これは「『ガンダム』に対するアンチテーゼ」なのだと。
初代ガンダムが築いた世界観、と言うより固定観念を
打破する為に叩き付けられた「挑戦状」なのですな。

ガンダム作品の主人公は、必ず自問します。
「人生とは?」「人類の未来とは?」
まぁ〜考える事は大事でしょうが、
その観念論的態度から抜け出せないで、自滅するのは如何なモノか?

考えるだけ考えたら、行動あるのみ!(Gガンの主人公は考えもしないけど)
漢(おとこ)は拳で分かり合うモノ!
夢や希望があるのなら、お前のその手で掴み取れ!!
さぁ立て! 立つんだジョー!!・・・

・・と、今日日チョット恥ずかしい主張が、この作品には全面に出て来ます。

しかし、恥ずかしいとは言え、これもまた真実。
この不況と言われるご時世、
「どう思うか」より「どうするか」が
意味を持ってくる場合の方が多いのではないでしょうか。

敢えて「ガンダム」と名の付くモノで「外した」内容にしたのは、
そういう反定立を表しているのです。

・・・まぁ、勝手に解釈した訳ですが、、、、
プラスになるなら良しとしましょう。

∴熱い心を持つあなた! 
そう、これを読んでるあなたです!
明日から格闘技を習いに行きましょう。
え? 無理?
・・じゃあ、腕立てと腹筋10回ずつからでも。。。


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